大阪は天神橋筋六丁目…通称「天六」にある古民家で、元バーテンダーのお兄さんが作る超美味しいチョコレートスイーツ…
オランジェット専門店「カンキツ屋」さんに行って参りました。
お勧め商品や訪問レポなどお届けしたいと思います。
目次
「カンキツ屋」さんについて
ソムリエ、バーテンダーとしてたくさんお酒を扱ってきたオーナーさんによるオランジェット専門店。
1.極力火入れをしない
2.熟成の過程で、柑橘に合ったお酒を加える
3.平均1ケ月以上の時間をかけて、ゆっくりと糖度を上げて仕上げる
4.乾燥も低温でじっくりと行い、しっとり感を残す
5.賞味期限は1週間
といった独自のこだわりで作られています。
というワケで、大阪にあるお店へ…訪問レポ
最寄り駅は「天神橋筋六丁目」。
13番出口から大きな通りをまっすぐ南に歩き、西に折れるルートが一番簡単かなと思います。
ただ、古い町並みが残るこのエリアは意外におしゃれな店が多かったりと、すごく楽しいので中崎町駅方面からのアクセスも楽しいです。
そんなワケで、カンキツ屋さんも「え?こんなところに?!」という細い路地が交差する場所にあります。
こじんまりしたお店に入るとドールハウスのようなショーケースが目の前に。
ケースの中には、キンカンなどの変わり種を含む様々な品種が使われたオランジェットが並びます。柑橘はメインは和歌山の農家さんで、その他残りは愛媛産のものなんかも使っているそうです。
右の方にはフロランタンやフィナンシェといった焼き菓子類も。
そしてその奥が工房になっていて、左手に2Fへの階段があって…全体的に日本昔話っぽい雰囲気。
おすすめのオランジェット
さて、実際に購入したのは
早生みかん、ブラッドオレンジ、バレンシアオレンジ、りのか、カラマンダリン、三宝柑、グレープフルーツ…などなど。
ホワイトチョコ、ビターチョコ、ピールのみのもの、など、一口にオランジェットといっても選びごたえのある品揃え。
三宝柑
香りがいい。強い。
シャラッとしたパウダリーな口溶けのビターチョコ。コーティングは薄く、柑橘とのバランスが良いです。
ちょっとスターアニスとかシナモンのような香り。
しっかり甘め。ピールの苦味がやさしく、内果皮の感じも美味しい。
ブラッドオレンジ
ブラッドオレンジはもう開けた瞬間香りがそれ!
ホテルの朝食で出てくる赤いフレッシュなジュース。
「愛媛出身なんです」という私に、愛媛県産ということで「これありますよ!」とオーナーさんが出してきた下さった1枚。
早生みかん
ブラッドオレンジの後に食べると「おぉ、和!」なお味。
外果皮の味、といえばこれが一番それっぽい気がする。
グレープフルーツ
ピールのみのオランジェット。
蕎麦やシナモンぽい風味がありました。
バレンシアオレンジ
すとーんとしてて食べやすい一枚!酸味が少なく、しっかりとした甘みを感じます。
りのか
青くフレッシュな味わい。酸味が強くパワフル&ハンサム。
カラマンダリン
りのかの後に食べると、かなり違いが。
りのかの青いフレッシュな香りと味に対して、ドライフィグを思わせる「熟!」って感じの風味。
「フロランタン」もおすすめ
店主さんも推している、薄くスライスされたナッツを贅沢にキャラメリゼしたフロランタン。
ただ甘いだけじゃなく、素材それぞれの香ばしさ、苦味、酸味、香りが重なり合い、噛み締める度、味の仕掛けに驚くスイーツ。
シャリシャリカリカリとしたリズミカルな食感も楽しみの1つです。
ビター
カカオ感が楽しめる
奥底にあるナッツのフルーティーな味わいを引き出す
ミルク
一番食べ慣れた味。キャラメリゼの香ばしさ
ブロンズ
ブロンズの風味が、キャラメリゼの香ばしさとリンクする!
ホワイト
香ばしさを角を丸く包み込む甘さが魅力。
甘やかされたい人。どこまでも甘やかされてください。
ルビー
最後に残るベリーのような香り。
改めて詳しいお店の場所について
住所:〒530-0022 大阪府大阪市北区浪花町8-5(グーグルマップで開く)
アクセス:「天神橋筋六丁目」駅から南へ。
お取り寄せ
わたくしケイも参加する、スイーツのセレクトショップ「with sweets」からもお取り寄せができます!