以前、ブリュッセルを旅した際、ヨーロッパ最古のアーケードの1つである「ギャルリー・サンチュベール」で、とても美しいショコラトリー「Chocolaterie Mary(マリー)」に出会いました。
実はこちら、日本では「Madame Delluc(マダム ドリュック)」の名で展開している(そう、お気づきの通り、同名ブランドがあるから名前を変えてるんです。)チョコレートブランド。
現在のところ、京都と東京に店舗があり、日本での認知度もジワジワと上がってきている様子…。
というワケで、このページではそんな「マダム ドリュック」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。
目次
「マダム ドリュック」とは?
マリー(以下、日本でのブランド名「マダムドリュック」と記します)は、1919年、「Mary Delluc(マリー・ドリュック夫人)」によって創業したブリュッセルのチョコレートブランド、ショップ。
ベルギーで最も古い歴史をもつ王室御用達の称号を授与(1942年)された老舗店で、「アルベール」「フィリップ」など国王、皇太子の名前が付いたチョコがお土産品としても人気です。
カカオへのこだわり
「マダムドリュック」は、メキシコに自社農園を持っています。
カカオは、希少かつ最高級の「クリオロ種」を使用。
天然素材一つ一つにこだわり最高品質のチョコレートを作り上げています。

2015年パリ サロンデュショコラ会場で撮影
また大量生産用の機械は導入せず、創業当時のレシピを受け継ぎ自社トレーニングを受けた10~25人のショコラティエたちが手作りをしています。
日本の店舗には、製造されてから36時間以内に空輸されて店内に並んでいます。
美麗なビジュアル
バロタン(箱)やショッパーの、美麗なデザインも特徴。
また、ブリュッセル、日本にあるいずれもお店も、上品で落ち着いたセンスの内装で、それらビジュアルの良さも人気の理由となっています。
「マダム ドリュック」おすすめ商品
マダム ドリュックの人気、おすすめチョコレート商品をご紹介。
さまざまな装飾が施されたプラリネ(一口サイズの詰め物=ボンボンショコラ)はベルギーらしい、大ぶりなシェルチョコレート(エンローバー式ではなく、型に流し入れて作る製法)が中心です。
東京初出店となったニューオータニ店限定、先行販売商品もありますので、要注目&要チェック。
↓写真左:「ノイスチン」(ニューオータニ店限定販売)
ヘーゼルナッツとアーモンドプラリネを細かく砕いたヘーゼルナッツでコーティングしたトリュフ
↓写真右:「トリュフココ」(ニューオータニ店先行販売)
アーモンドプラリネをココナッツフレークでコーティングしたトリュフ
↓写真左:「レディ3」
カカオ68%のダークチョコレート
↓写真右:「アルジャントゥイユ」
キャラメリゼしたヘーゼルナッツの食感も楽しめるミルクチョコレート
↓写真左:「モワ」
塩気を感じるヘーゼルナッツとアーモンドが香る歯触りの良いミルクチョコレート
↓写真右:「ブランシュ」
キャラメリゼしたヘーゼルナッツの食感も楽しめる外はホワイト、中はミルク
↓写真左:「エマニュエル」
キャラメルを包んだビターチョコレート
↓写真右:「ナディーン」
ダークチョコレートの中に爽やかなミントクリーム
また、タブレット(板チョコ)商品も展開していますので、カカオの風味をじっくり味わいたい方はぜひこちらを。
「マダム ドリュック」店舗&通販(お取り寄せ)情報
ブリュッセル(ロワイヤル通り店)
住所:Rue Royale 73, 1000 Bruxelles, ベルギー(グーグルマップで開く)
電話:+32 2 217 45 00
営業時間:10時00分~18時00分
定休日:日曜日
ニューオータニ店
住所:東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ ガーデンタワー サンローゼ赤坂1F
電話:03-6256-8889
定休日:不定休
店内に入るとまるで海外のショコラトリーにいるかのような佇まいです。
祇園店
住所:京都府京都市東山区上弁天町435-1(グーグルマップで開く)
電話:075-531-2755
ベルギーの本店と同じく歴史を感じさせる京都の街並みに馴染む京都祇園店。
アジア初出店ともなった店舗は美しい京町家をリノベーションした和洋風です。
カフェが併設されているので、歴史を感じながらチョコレートを楽しむことができます。
ご旅行の際、ぜひ立ち寄ってみて!