オーストラリアでは知る人ぞ知る、日本人ショコラティエール中村有希さん。
現地では店舗を持たずに、ホテルやショップにチョコを卸していた中村さんなのですが、2017年末、自身初のショップを日本(神戸)にオープンしました。
これは皆様にご紹介しないと…!
という事で、このページでは「Nakamura Chocolate(ナカムラチョコレート)」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。
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目次
「ナカムラチョコレート」とは?
さて、そんなナカムラチョコレート。
最大の特徴は、中村さんがオーストラリアで触れた食文化が、そのチョコレート作りに生かされていること。
タイトルにも書いていますが、アボリジニ(オーストラリア大陸で5万年以上の歴史を持つ狩猟採集民族)が食べてきた伝統的な食材(例えば、野菜や天然ハーブ、野生の動植物)を、チョコレートのフィリング(詰め物)として使っているんです。
実はこの食材、ブッシュフードと言い、「すごく体にいいらしい」という事で、近年オーストラリア国内でもブームになっているんだとか。
ショコラティエール 中村有希プロフィール
中村さんは、子供の頃、父がパリで買ってきた宝石のようなショコラと出会い、ショコラティエールを目指します。
日本の高校を卒業後、カナダの大学で学士を取得。
オーストラリア・メルボルンの製菓学校にて菓子作りを学び、その後、オーストラリアの西部にあるパースにてさらに修行を。
2010年、ビジネスパートナーと共に同地で開業。
2017年、神戸に自身の店をオープン。
「ナカムラチョコレート」おすすめ商品
ナカムラチョコレートの主力商品は、一口サイズの詰め物チョコ=ボンボンショコラです。
3つに分かれたコレクション別にご紹介します。
AUSTRALIAN SELECTION(オーストラリア セレクション)
まずご紹介するのは、もちろん、オーストラリアをテーマにしたコレクション。
その中身は、ネイティブピーチと呼ばれているクワンダンや、ユーカリの一種であるジャラ、オーストラリアの海岸近い温帯雨林に自生するライベリー…
それから、日本でもややブームになりつつある森のキャビア、フィンガーライム↓をココナッツと合わせたボンボンも。

*参考写真 オーストラリアのフィンガーライムは赤いものが多いようです。
シャラッとした食感のフィンガーライムのゼリーに、ココナッツのガナッシュを合わせています。
普通のライムとはちょっぴり違う…ちょっとこう、独特の渋い風味があります。(たぶん、一般的な柑橘よりも「砂じょう」の周りの皮?がシッカリしているせいだと思います。)
ベースのココナッツのシャリシャリとしたガナッシュと合わさってリズミカルな食感も楽しめます。
そして、白いお花がモチーフになっている「ライベリー&スパイスオレンジ」も、定番の1粒となっているみたい。
オーストラリアの海岸に近い熱帯雨林に自生するライベリーを隠し味にしているそうで、ふわりとしたお花のような香りの中に独特のクセ、酸味があります。
そこにピリリとスパイシーな刺激。お料理のような感じもあったんですが、どうやらこのスパイスのおかげみたいですね。
また、カカオ豆を焙煎したような風味を持つワトルシードを使ったモノも人気です↓
鮮やかなブルーの着色と、ユニークなモールドの見た目も面白い1粒です。
THE NAKAMURA SELECTION(ザ・ナカムラセレクション)
オーストラリアセレクションとは対照的に、ゴマ、柚子など日本の素材を使ったボンボンが中心。
↓写真左手前の赤いボンボンは、抹茶とホワイトチョコの王道の美味しい組合せに、ストロベリーの酸味をプラスするサプライズが仕込まれています。
DARK SELECTION(ダークセレクション)
甘さが抑えられた、バランスの良い洗練ショコラ。
Triple Espressoと名付けられた緑色のボンボンは、エスプレッソの苦味、酸味を引き立たせたガナッシュに、優しいバニラが効いています。
バレンタイン限定
また、バレンタインのシーズンにはハートの形の限定シリーズが登場します。
「ナカムラチョコレート」店舗&通販(お取り寄せ)情報
店舗は摂津本山駅から400メートル、徒歩数分の場所に。
住所:〒658-0072 兵庫県神戸市東灘区岡本2丁目5-16(グーグルマップで開く)
電話:078-940-1637
営業時間:11時00分~18時30分
定休日:月曜日
有名店モンロワールの本店も近くに!
付近に遊びに行った際は、まとめて訪れるのがおすすめです。
お取り寄せは公式通販サイトや、百貨店系のオンラインショップから。