一流のショコラティエと、全国の障がい者がタッグを組んで、レベルの高いチョコレートを作り出す…。
そんなプロジェクトで生まれたQUON CHOCOLATE(久遠チョコレート/くおんチョコレート)をご存知でしょうか?
近年では、百貨店のバレンタイン催事でも人気を博している同ブランド「久遠チョコレート」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。
目次
「久遠チョコレート」とは?
「久遠チョコレート」は、脱サラし、福祉の世界に飛び込んだ夏目浩次さんをリーダーとした、障害者就労の場の創出、工賃アップを主な目的としたプロジェクト…の自主ブランドです。
そのオリジンは、2003年 愛知県豊橋市にオープンした「ラ・バルカ」というパン屋さん。
その夏目さんが、「ジョンカナヤ」のシェフショコラティエとしても知られる野口和男さんと出会い、チョコレート作りを始めた…という経緯があるようです。
全国の福祉事業所が力を合わせてチョコレートを作り、一般市場で通用するものを作り続ける。
障がい者がショコラティエとして、かっこよく社会の中で育ち輝き続け、チョコレートを手に取る人々にロマンを与え、豊かで明るい未来づくりにこだわる。quon chocolate公式サイトより
作るのはピュアチョコレート
久遠チョコレートのお約束は、「3つのピュア」を大切にチョコレート作りする事。
ピュアな素材で、「純」チョコレートにこだわり、そして、愛と情熱を注ぎ、手間暇を惜しまずピュアな作り方でオンリーワン商品を生み出すこと。
もちろん作り手はピュアな全国の障がい者の方たちです。
「久遠チョコレート」おすすめ商品
久遠チョコレートの商品の中で「これは押さえておきたい!」という人気スイーツたちをご紹介します。
QUONテリーヌ
ブランドコンセプトを表現する代名詞的な商品が「QUONテリーヌ」です。
その名の通り、テリーヌ型に入れて作られたチョコレートケーキなのですが、一般的なショコラテリーヌと違い、久遠の商品の特徴は、その種類の多さ!
チョコレート生地と、ザクザクとたっぷり入れられた食材のマリアージュは驚くべきものがあります。
コロンビア54%チョコにキャラメルナッツ×オレンジピール、
抹茶チョコレート×黒豆、
ベリーチョコレート×フリーズドライ苺+ドライ苺、
アールグレイチョコレート×蜜漬りんご+ドライりんご、
京番茶チョコレート×醤油サブレ+ランブータン、
焦がしキナコチョコレート×黒ゴマ+黒蜜サブレ
…などなど、「お洒落!」と感心してしまう組み合わせが多数。
ライターが特に好きなのは、ほうじ茶チョコレートと黒豆を使ったモノと、それから、ゆずチョコレートにレーズンの組み合わせ。
QUONフルーツ
コチラも人気商品の「QUONフルーツ」。
キウイ、りんご、トマト、マンゴー、メロン、パイナップル、そして苺などのフルーツを、1つ1つ丁寧にチョコレートでディップしています。
久遠チョコレート 原材料名 例
テリーヌ(ゆずとジュエリーレーズン):砂糖、ココアバター、全脂粉乳、ゆず、レーズン、植物油、酸化防止剤(亜硫酸塩)、レシチン(大豆由来)、香料
QUONフルーツ ストロベリー:いちご、砂糖、カカオバター、全脂粉乳、レシチン(大豆由来)、クエン酸、着色料(赤40)、酸化防止剤(亜硫酸塩)、香料
ビスコッティ(ハイビター):小麦粉、砂糖、卵、ビターチョコ、バター、ココアパウダー、ベーキングパウダー、香料(原材料の一部に乳を含む)
久遠チョコレート 店舗&通販(お取り寄せ)情報
実店舗情報
久遠チョコレートの本店は愛知県豊橋市に。その他店舗は、直営店や直営ラボ等を含め、全国にたくさんあります。
店舗一覧はこちらからご確認ください。
以下は代表的な店舗です。
■久遠チョコレート 豊橋本店
住所:〒440-0897 愛知県豊橋市松葉町1丁目 松葉町1-4 サカキバラビル1階(グーグルマップで開く)
電話:0532-53-5577
営業時間:10時30分~20時00分
定休日:月曜日
■島原ブランチ
〒855-0041 長崎県島原市宮の町740-1(グーグルマップで開く)
電話:0957-73-9925
営業時間:10時00分~19時00分
定休日:水曜日
■NEW STANDARD CHOCOLATE kyoto by 久遠
〒602-8111 京都府京都市上京区桝屋町(堀川通) 上ル桝屋町28 堀川商店街 出水通(グーグルマップで開く)
電話:075-432-7563
営業時間:11時00分~19時00分
その他、多数。
*営業時間や定休日については変更の可能性があります。お出かけ前に公式サイトから現在の情報をご確認下さい。
お取り寄せ情報
お取り寄せに関しては、新型コロナの影響でデリバリー対応が始まっていました!
お近くの店舗を選んでも、応援したい店舗を選んでもいいそうです。
リンクからチェックを。
また、チョコレートシーズン(バレンタイン時期)には、高島屋や阪急のオンラインショップにも登場する可能性があります。
「久遠チョコレート」京都店に行ってみた
最後に、実店舗への訪問レポをちょこっとお届けしたいと思います。
私が利用したのは、京都 上京区堀川にある「NEW STANDARD CHOCOLATE kyoto by 久遠」というお洒落な店舗です。
「堀川商店街」というなんとも渋い場所にあるのですが、フラっと散策してみたところ、久遠以外にもお洒落系のショップが入っていたり…侮れません。
こちらが外観。
こじんまりした店内には、事前にチェックしていたテリーヌやフルーツディップなどの人気商品が所狭しと並びます。
テリーヌコーナーには 試食が置かれていたので遠慮なく、色々とチェック。
単品で少額から買えちゃうのが実店舗訪問のメリットですね。
「おっ」と思ったのが、「滋賀県大津のパン屋さんとのコラボ」だというビスコッティ!京都店限定でしょうか。
ビスコッティ大好きな私はここでまたテンションアップ↑
しかも、アウトレットのコーナーに、賞味期限間近のモノが置いてあったので迷わずそちらをGETしました(笑)
これ、カリカリの食感と、生地にしみ込んだビターチョコレートのバランスが秀逸で、ものすごく美味しかったです。
このほか、アイスクリームやショコラショーなどのテイクアウトメニューもありました。
↓店内には簡単ではありますが、イートインスペースもあるのでゆっくり楽しむことも可能。
お近くの方はぜひ足を運んでみて~。
オススメです、ここ。