2019年、京都高島屋の近くにオープンした商業施設「GOOD NATURE STATION」。
“信じられるものだけを、美味しく、楽しく。人も地球も元気にする「GOOD NATURE」なモノ・コトが集まる場所。”というコンセプトだそうで、建物内にはホテルのほか、さまざまなショップ、レストラン&カフェが入っています。
中でも、スイーツ好きから注目を集めているのが「RAU(ラウ)」です。
今回、こちらのチョコレートをお取り寄せしてみたので、詳しくご紹介したいと思います!
目次
「RAU(ラウ)」とは?
「RAU」は、「気高く美しい、上品で可愛らしい」という意味を持つ「良良し(らうらうし)」から名づけられた「パティシエの集まるスイーツラボ・ブランド」です。
パティシエは松下 裕介さん。ショコラティエは高木 幸世さん。
「GOOD NATURE STATION」3Fにあるカフェ&ショップ↑、1Fにあるアトリエ&ショップ↓は、まるで高級ジュエラーかアートギャラリーのような空間で、ユニークな形のデセールや、ビーントゥバーのチョコレートスイーツを楽しむことができます。
チョコレートについて
「RAU」のチョコレートスイーツで使用するカカオは、南米コスタリカ産の有機カカオのみ。
ショコラティエが自らの足で現地をめぐり、現地のプロデューサーとともに共同開発したそう!
Sachi Takagi
2021年末には、RAUのシェフショコラティエールである高木幸世さんの生き方や考え方を、植物の力を使い“菓子”の分野で表現したスイーツブランド「Sachi Takagi」のローンチも発表され、こちらも大変な人気となっています。
「RAU(ラウ)」おすすめのお取り寄せスイーツ
ライターが勝手にチョイスしたチョコスイーツをご紹介します。
iro-iro(ボンボンショコラ)
「色」をテーマにしたボンボンショコラ(詰め物をした一口サイズのチョコレート)。
ひし形をしていて、バロタン(箱)まで同じ。
そして、それぞれテーマになっている色のラインで対角線が引かれています。超おしゃれな見た目。
■Shiro
一瞬本当にカカオパルプの味!ライチのような。結構甘めの仕上がり、後味ライチ甘み強めの中にほんのりとしたフルーツの酸味とえぐみ。
■Midori
青っぽいバラのイメージ
ダマスクローズに朝露がみたいな。そこから、深紅の薔薇に味が変化。ただ、爽やか~!というわけではなく「気を付けないと棘があるぜ」的な癖のある味わいも。
パートドフリュイとガナッシュの2層。ものすごく華やかな香り。
■Lemon
よくよく考えてみたら、ここまで「レモン!」なボンボンってありそうでないかも?というくらいに「レモン!」。ちゃんと酸っぱい、そしてピールの苦みも。
■Beni
野イチゴと柚子。
「そういえば野イチゴ」「そういえば柚子」といった感じで、お互いがお互いをフォローしあうような味わいです。フルーティー。
■Kassiki
腐る手前の果物、アルコール、黒糖のような深み。
ラムとココナッツミルクが使われているためなのか、ちょっとピニャコラーダカクテルのような味わいです。
■Fiji
最初はモタッ…と思いきや、すぐにパアァァァッと華やかな香りと、ほどよい程度の酸味が追いかけてきます。
いずれもフレーバーが強く結構甘めな仕上がり(お腹すいてたから?)です。
Nami-Nami(クリームサンドサブレ)
フランスと京都の街で見た屋根瓦の風をイメージしたという、とにかく形がユニークなクリームサンドサブレ。
プレーン、ショコラ、ゴマの3種です。
↑この説明通りなんですが、それぞれ、クリーム&ビーントゥバーのチョコレートが挟まれています。
手でつまみ上げると「重っ」と感じるほど、サブレ生地が思ったよりしっかりとした厚み。1本でかなりの満足感!
チャリチャリ、シャリシャリ、ざらざら、さくさく、ねっとりといった様々な食感を1本で楽しめます。
改めて書くまでもありませんが、とにかく見た目がおしゃれ。
ジェラート
カフェやテイクアウト、お取り寄せでも楽しめるRAUの「香りを調合する」ジェラート。
↓こちらは1Fのイートインスペースでいただいた「Aroma Chocolate & Smoke」。
燻製香のついたいちじくのジェラートと、チョコレートのジェラート。
全体的にうっすらミントとか青いバラのような爽やかさを感じます。最後にハーブ系の苦味。
こんなオシャレな味のジェラート食べたことない!ちなみに2つの組み合わせはシェフのおすすめだそうです。
ガトーショコラ
コスタリカ産カカオのクリアな味わいを生かしたRAUオリジナルチョコレートを使用したガトーショコラ。
表面のタブレットショコラ(板チョコレート)に見立てたミルクチョコレートガナッシュの下には、しっとりとしたショコラビスキュイ、滑らかなミルクキャラメル、ザクザクとした食感のプラリネなどが重ねられています。
こんな人に贈りたい!
ジャン=ポール・エヴァンだったり、ジャン=シャルル・ロシューみたいなブランドが、お世話になった目上の方への、気合の入った贈り物だとするならば、この「RAU」は、これから仲良くなりたいな~って感じの人に贈るような、そんなテイストだと思うんです。
めちゃくちゃオシャレなんだけど、一段階嫌味が抑えられてて、なんだかニコニコしてしまう。そしてもちろん美味しいという…。
特にNami-Namiの方は、難しく考えずに誰でも美味しく食べられるスイーツになってますので、こちらは幅広い年齢層の方に。
「RAU(ラウ)」店舗&通販(お取り寄せ)情報
実店舗
…とそんな「RAU」のお店は、冒頭で書いた通り、京都にある「GOOD NATURE STATION」内にあります。
住所:〒600-8022 京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318番6
アクセス:京阪電車・祇園四条駅より徒歩5分、阪急電車・京都河原町駅より徒歩2分
1Fにショップとイートインスペース↓
↓そして3Fにカフェがあります。
ネット通販、お取り寄せ
公式サイトの他、ケーキ専門通販サイト「cake.jp」でも取り扱いがあります。
後者は特典やSALEも多いので、おすすめ。ライターもコチラを利用しました。