「BAKE CHEESE TART(ベイク チーズタルト)」や「PRESS BUTTER SAND(プレスバターサンド)」などで知られるヒットメーカーが新たなチャレンジ!
今回の新ブランドは、なんと架空のパティスリー…?!
「BAKE10周年戦略&新ブランド発表会」に参加したライターが「しろいし洋菓子店」をご紹介します。
目次
「しろいし洋菓子店」とは。
件のブランドは、架空のパティスリー「しろいし洋菓子店」が入っているマンション・インディゴが舞台。 そこに住む住人たちの人間模様とお菓子をテーマにした物語仕立てのブランドとなっています。
501号室は「夜更かしのためのクッキー」
「顔はそっくりだけど、性格はあべこべのフラワー姉妹は、週末のパーティーで4種のクッキーをかじりながらお話するのが何よりの楽しみ。
「1枚目、最初は豊潤で濃厚な発酵バターのクッキーを、
2枚目、香ばしいサクサクのサブレアマンドに手を伸ばす
3枚目、ほんのりビターなチョコ&カカオニブをたべたら
4枚目、最後に香り高いアールグレイクッキーで今日はおしまい」
発酵バターを使ったプレーンなタイプは、やや粗めでざくざくとサクサクの中間のような食感が好ましいクッキー。
バニラのような甘い香り。
チョコとカカオニブを使ったものは、ガリッッ!としっかりとした食感。
単調になりがちなチョコクッキーに、青リンゴのような香りあるカカオニブを入れて食感と味わいをリズミカルに!
アールグレイもこちらもわりとしっかりめの食感。
とにかく香りがいい…お花の香り!ミルクみもあります。
そして個人的に一番のお気に入りがサブレアマンド。
スッと原点に戻るような素朴な味わい。
純粋な、焦がした味?が楽しめます。
甘さも控えられていて、4種のバランスをとってくれています。「これがないと!」「そうこなくっちゃ!」という味。
ちなみにこのクッキー4種は、クッキー缶でも楽しめます。
後述で紹介するブールドネージュ、フロランタンも入ったブランドのほとんどを体験できる贅沢なクッキー缶です。
↓単品は袋商品。サブレアマンド以外の3種が販売されています。
201号室は「雪の降らない日のブールドネージュ」
「楽器屋『スノードーム』を営む寡黙な青年。彼の楽しみは雪の降らない日に真っ白な丸いブールドネージュを1粒ずつ味わう事…。」
北海道産の小麦粉とバターに、アーモンドパウダーをたっぷり使ったホロホロクッキーです。
一般的?なものよりもさらにさらに粒子が細かいイメージ。
ただでさえ繊細なお菓子なのに、それよりももっと「触れなば崩れん」的な風情。
見た目もですが、味わいも白くてより生っぽい印象。美味しくって、一気に食べてしまいそうになります。
302号室は「絵描きとリスの窓辺でかじるフロランタン」
「絵描きのアマンダは絵具を重ねたようなフロランタンがお気に入り。
小さなお友達のリスと並んで静かに絵を眺めながらひとかじり。」
こちらも、北海道産のバターと、アーモンドなどを使用。
キャラメル部分には、柑橘をアクセントに効かせ、アーモンドとキャラメルの芳醇な香りとコクを引き立てています。
なぜだかものすごくフローラルな香りがする甘やかなフロランタン!
サクサクサブレと粘度の高いキャラメルの食感差が食べていて楽しい。
403号室は「水平線の先まで持っていきたいパウンドケーキ」
「マンションで一番の食いしん坊『船乗りのブレッド』は、パウンドケーキが大好きです。
しっとりふんわりとした食べごこちが旅の疲れを癒すのでした。」
北海道産バターと小麦粉を使ったパウンドケーキ。
「ショコラ&マロン」「アールグレイ&クリームチーズ」の2種類です。