ブルックリンのお洒落なエリアに、焙煎しないカカオを使ったチョコレートブティックがあります。
他ブランドとは一線を画す、そのこだわりとは?
ということで、このページではそんな「Raaka chocolate(ラーカチョコレート)」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細、お取り寄せ情報などお届けします。
目次
「ラーカ」とは?
「ラーカ」は、ライアンチェニー&ネイトホッジの2人によって設立されたチョコレートメーカー。
造船所や、港に並ぶ赤レンガ倉庫がお洒落な、ニューヨーク ブルックリンの港町レッドフックにあります。
・ほとんどの原料がオーガニックで、かつ動物性の原料は使わないヴィーガンスタイル、
・また、使用するカカオは無焙煎(非加熱=ローチョコレート)、
・製造方法は、カカオ豆の選定から自社で一貫して行う「ビーントゥバー」を採用…、
など、すべてにおいて強いこだわりを持つブランドです。
カカオ農園への支援、本来廃棄となる原料を学校施設に提供するなどエシカルな取り組みも。
・2013年にグッド・フード・アワードを受賞
・2018年、チョコレートのレシピ本「The Art Craft of Chocolate」出版
ローチョコレート
中でも、ネイトとライアンが約1年かけて納得する味を作り出した”カカオを焙煎しない”という製造方法がブランドを代表する特徴で、それを彼らはローチョコレートならぬ「ヴァージンチョコレート」としています。
これには、”加熱する事により失う栄養素を残す“だけでなくさらに、”産地ごとのカカオの特徴(フルーティーな風味)を残す“といったメリットもあります。
製造工程
・まず、カカオ豆を慎重に選定します。無焙煎であるため、この工程がかなり重要なんだそうです。
・そして、選別されたカカオを、時間をかけて挽きペースト状にします。
・それを圧をかけ絞り出し、滑らかにします。
・この際、分離したカカオバターにそれぞれのフレーバーを香りづけします。
・滑らかになった液状のカカオをテンパリングし、固めて完成。
「ラーカ」おすすめ商品
「ラーカ」の商品は、チョコレートバー(板チョコ)中心。個人的なおすすめフレーバーをピックアップしてご紹介します。
Bourbon Cask Aged
焙煎したカカオを砕いたカカオニブを、バーボンの樽に寝かせて香りづけした「Bourbon Cask Aged」。
公式サイトには「さくらんぼに似た風味」という案内があったのですが、私は「あ、リンゴだ!」と思いました。「お酒はちょっと…」という人も食べやすいと思います。
驚いたのは、ローチョコレート独特のクセをあまり感じない事と、カカオ82%なのにそこまで苦みを感じない事。
酸味が強いチョコが好きな方はぜひ!
Green Tea Crunch
お店のスタッフさんにすすめていただいて購入した「Green Tea Crunch」。
キヌアと玄米茶が使われた、ちょっと面白い1枚で、ドミニカ産カカオのスパイシーな風味がこれら材料によく合います!
膨らませたキヌアのサクサクザクザクした食感も面白いです。
Ginger Snap
レギュラー品ではなく、限定?で出るフレーバーみたいなのですが、「Ginger Snap」も美味しいです。
これは、タンザニア産のカカオにジンジャーとシナモン、黒糖を使った1枚。
冬っぽいフレーバーが、バレンタイシーズンをより盛り上げる事間違いなし。
このほか…、
「PINK SEA SALT」、「MAPLE & NIBS」、「CABERNET SAUVIGNON」、「Bananas Foster」といった種類がありますので、お好きな1枚を探してみてくださいね。
「ラーカ」原材料名 例
Green Tea Crunch:カカオ、キビ糖、カカオバター、キヌア、玄米茶
「ラーカ」店舗&通販(お取り寄せ)情報
店舗はブルックリンに。
日本でもバレンタインシーズンなどに、各百貨店、商業施設などで購入出来ると思います。もちろんお取り寄せも可能。
実店舗 ブルックリン レッドフック店
住所:64 Seabring St, Brooklyn, NY 11231 アメリカ合衆国(グーグルマップで開く)
電話:+1 855-255-3354
営業時間:10時00分~17時00分
土、日曜日:12時00分~18時00分
https://www.raakachocolate.com/
1キロほど先には「カカオ・プリエト」というウイスキーとチョコレートのお店(というか工房?)もあります。
日本からのお取り寄せ ネット通販
代理店サイトの他、楽天市場などのショッピングモールにも扱いがあり、お取り寄せも気軽です。