何度訪れても新しい発見がある自由が丘エリア。
つい先日も、地元友人から「こんなの出来てるよ!」と教えてもらったのが、「ピエール・エルメ・パリ・ジャポン」でシェフパティシエだったマチュー パンソンさんによるパティスリーでした。
というワケで、このページではそんな「Numero 5 Paris(ヌメロサンク・パリ)」について、その特徴、おすすめ商品、店舗詳細などお届けしたいと思います。
公式サイト
季節によっては高島屋オンラインでもお取り寄せ出来ます!
目次
「ヌメロサンク・パリ」とは?
「ヌメロサンク・パリ」は、2019年7月14日、自由が丘のお隣「緑が丘」にオープン、そして2023年自由が丘駅近くに移転したパティスリー(公式サイトによると「スイーツプロデュースカンパニー」)です。
マチュー パンソン プロフィール
「ヌメロサンク・パリ」のオーナーシェフ Matthieu Pinson(マチュー パンソン)さんは、パリ生まれのフランス人パティシエです。
店名「Numéro 5 Paris」の由来は、彼が生まれ育ったパリ郊外の番地。
シェフは、15歳から料理に関する勉強を始め、これまで様々な有名店で経験(ピエール・エルメ・パリ・ジャポンでシェフパティシエ)を積んだ他、講師、メニュー開発、出張ワークショップ、フードスタイリングなど、どちらかというと裏方として活躍していました。
「ヌメロサンク・パリ」は、そんなパンソンシェフ初めての自身のショップ、ブランドです。
「ヌメロサンク・パリ」おすすめ商品
という事で、ここからはその日オーダーしたモノ、テイクアウトしたモノと合わせ、「ヌメロサンク・パリ」のおすすめスイーツを勝手にピックアップしてご紹介します。
季節のガトー
店名の「5」にちなんだ5種類の生ケーキ「季節のガトー」。
オープン当初は週末だけの特別なメニューでしたが、後に、平日にもオーダー可能になりました。(変更の可能性もありますので、営業日や限定メニューに関しては都度公式サイトをご確認の上お出かけくださいね。)
季節ごとに内容が変わるので、このケーキとの出会いは一期一会…とのことですが、一応、この日のケーキを紹介してみると…、
1.タルト オー カカオ
濃厚ながら甘ったるさがないチョコレートタルト。
2.ミルフィーユ セサミ ノワール
バニラクリームに黒胡麻のプラリネを混ぜた滑らかさが心地よいミルフィーユ。ヌメロサンクパリで人気のミルフィーユシリーズのモノ。
3.ムース フレーズ
アーモンドとライムをほんのり香らせたスポンジと軽やかな苺ムース、クレームブリュレの層からなるケーキ。お子様にも○
4.タルト
タルトタタンのタルト部分がチョコレートカップになった、今までにないケーキ。
1時間半じっくり焼き上げたリンゴとほろ苦いキャラメルが絶品。
5.サントノーレ マロン
シュー生地にフランボワーズクリームと濃厚な2種類の栗のクリームが楽しめる大人味のサントノーレ。
…の5種類。
今回私は、カカオの様々な状態を楽しむことが出来るタルト(タルト オー カカオ)と、パイ生地を土台に、ラム酒で香りづけされた栗とフランボワーズの酸味がベストマッチな(サントノーレ マロン)を実食。
味もさることながら、ガラスの向こうに並ぶケーキから迷いながらチョイスする時間、そしてスレートプレートに乗せられ提供される瞬間…「可愛い!」「綺麗!」「美味しそう!」「美味しい!」「お洒落!」「最高!」と、とにかく語彙の無くなる楽しすぎる時間です。
パフェ
イートインで楽しむのに、もう1つオススメなのがクープ・グラッセ(パフェ)です。
オーダー後、目の前で作られるライブ感、季節のフルーツをふんだんに使ったお洒落な見た目。
モンブラン風、タルトタタン風、かつて腕を振るったメゾンを思わせるマカロンが乗ったショコラタイプも。
カヌレ
テイクアウトでおすすめなのが、定番、人気ナンバーワンだというカヌレです。
マダガスカル産バニラビーンズを使ったナチュレと、ショコラの2種類。各450円。
普段、日本で見かけるモノよりもやや大きめサイズで満足感も。
お隣にはスコーンもあったので、ぜひ一緒に。
朝ごはんにするのも楽しそうです。
タブレット(板チョコ)
ここからはお取り寄せが可能なものを紹介していきます。
まずはタブレットから。
シンプルなミルクチョコの他、それにヘーゼルナッツや季節限定だと思われるフランボワーズが乗ったモノ、塩チョコ、面白いのは、ルビーカカオの前に第4のクーベルチュールとして売り出され人気のブロンズチョコなど。
マンディアン(チョコの上に豆類、ドライフルーツなどが乗っかったモノ)にも、ミルク、ダーク、ブロンズが使われていました。
豆チョコ
アーモンド、ノワゼットを使った袋入り豆チョコ。
チョコを使わず、キャラメリゼしただけのモノも。
シェフのグラノーラ
人生で見たグラノーラの中で一番お洒落(!)な、「シェフのグラノーラ」は、アーモンドやノワゼットなどの豆類の他、フランボワーズ、チョコチップなどが使われています。
たまにはこんな贅沢な朝食も…
アイスやヨーグルトのトッピングとしてもいいそう。
パウンドケーキ
シトロン、ショコラ、フルイ、ショコラバナヌ…そして、プラリネ(ヘーゼルナッツにキャラメルを加えペースト状にしたモノ)など、いろんな種類が楽しめる「パウンドケーキ」。
マドレーヌ
こちらも、シトロン、ショコラの他、使用油をオリーブオイルに替えて焼き上げた優しい味わいの「オリーブオイル」、バニラの香りをつけた「バニーユ」などの種類がある「マドレーヌ」。
250円(お取り寄せの場合は270円)のお値段も買いやすく嬉しいいっぴん。
このあたりは前述の通り、お取り寄せが可能ですので、オンラインショップをチェックしてみてくださいね。
「ヌメロサンク・パリ」店舗情報
住所:世田谷区奥沢5-25-5(グーグルマップで開く)
アクセス:自由が丘駅から徒歩数分
ネット通販
チョコレートシーズンには、高島屋のオンラインストアから取り寄せることも出来るようです!
公式サイト
季節によっては高島屋オンラインでもお取り寄せ出来ます!
「ヌメロサンク・パリ」に行ってきました!
【2023年追記】こちらは旧店舗への訪問レポになります。
現在のお店の場所は世田谷区奥沢5-25-5(グーグルマップで開く)です。
…てなワケで、噂の「ヌメロサンク・パリ」へ。
15分ほどの道程になりますが、今回私は自由が丘駅から徒歩で向かいました。
桜の時期は、多くの人でにぎわう並木道。お散歩がてらに歩くのも超おすすめですよ。
…とかなんとか言いながら到着!
桜が丘駅からだと、北口からほんの80メートルほどの場所にあります。
店舗は2Fでややわかりにくいので、↑階下に出ているこんな看板を目印にして歩くといいかも。
公式サイトによると、
“ラボとスタジオをミックスしたような空間にするため、あえて2階に”
とのこと。
こだわりの内装とラボ
店内は、大きくとられた窓が印象的な、こじんまとしたスペースです。
イートインスペースは6席くらいかな。
カラーは黒と白、そして全体的にマットな質感で統一しているみたい。素敵!
入口側に、常温商品である焼き菓子、
チョコレートなどが並ぶ棚があって、
そして、奥がアトリエに。
そちらに向けたカウンター席があり、ガラス越しにパンソンさんたちがスイーツを作る様子を眺められるようになっています。
ショコラトリにあるこういうタイプの工房って、結局、誰もいない時間の方が長かったり(笑)するのですが、こちらは生ケーキも出しているので、プロの技を見学できる可能性は高そう。
そして、さらに右奥は、全面ガラス張りになったカウンター席もあり、そちらからは緑が丘のローカルな景色が借景に。
店内にフランスのラジオを流し、PARIS時間の掛け時計を設置するなど、パリの雰囲気を演出しているお店なのですが、この景色(確か「どすこい酒場」みたいな看板がバーンと。)とのギャップがまた良いんですよ…。私、気に入ってしまいました。
近所にあったら毎日通うのに!
グルメライターケイのひとりごと
「ヌメロサンク・パリ」、本当に大好きな雰囲気でした…。
お取り寄せできるのも嬉しいですが、首都圏にお住まいの方は、ちょっぴり遠くてもぜひ一度足を運んでみて~とオススメしたい。そんな感じ。