このページでは、ジャンドゥーヤ/ジャンデュージャの意味を解説します。
ジャンドゥーヤとは、軽く焼いたヘーゼルナッツに砂糖を加えて細かくすりつぶし、そこにチョコを加えて練ったもの。
それ単体でも食べますし、ボンボンショコラの中身として使われることもあります。
ボートを裏返したような形が特徴です。
目次
ピエモンテ地方が起源
ジャンドゥーヤの生みの親は、イタリアの北部 ピエモンテ州トリノのチョコレート専門店「カファレル」。
名前の由来は、18世紀のイタリア・ピエモンテ州の自由独立運動を描いたピエモンテ地方の歌劇(コンメディア・デッラルテ)の主人公の名前。
高価なカカオの代用品として
ジャンドゥーヤチョコレートにヘーゼルナッツが使われたのは、もともと、ナポレオンの時代に、カカオ豆の輸入が難しくなったため…そして、イタリアの地においてヘーゼルナッツがたくさん自生していたこともあり、より安価に手に入るこちらを使用したことがその始まりだと言われています。
ジャンドゥーヤおすすめブランド
ユミコサイムラ
京都生まれの日本人シェフ 才村由美子(さいむらゆみこ)氏とイタリア人パートナーのチョコレートブランド「ユミコ サイムラ ピッコラ パスティチェリア」。
濃厚でありつつ、スッと溶けて、重さがのどに残らないジャンドゥーヤです。
ユミコサイムラの日本での通販は高島屋オンラインからのみです。
カファレル
昔から変わらない、まろやかで濃厚な味わいは、誰からも愛されています。
プレーンタイプの他、ビターチョコベースの「ジャンドゥーヤビター」、アーモンドの香りを足した「ダークアマレットジャンドゥーヤ」、カフェヴェルニャーノ社とコラボしたコーヒ味の「ジャンドゥーヤコーヒー」などもあります。
楽天市場で買う「カファレル」
Amazonで買う「カファレル」
COVA
最後にご紹介するCOVAもやはり北イタリアのブランド。
ちょっと甘めなタイプのジャンドューヤです。
グイド・ゴビーノ
やはりこちらもトリノのブランド「グイド・ゴビーノ」。
ピエモンテ産のヘーゼルナッツとカカオから作られる「ジャンドゥイオット」が人気です。
クリームタイプも使いやすい
さて、そんなジャンドゥーヤなのですが、クリームとしてのプロダクトも各ブランドから発売され、人気を博しています。
その名の通り、ジャンドゥーヤがスプレッド状になっているので、例えばパンに塗ったりして使います。
その他、コーヒーや牛乳に入れたり、お菓子づくりの材料にしたり、バナナやイチゴなどのフルーツにつけて食べたり…と楽しみ方は無限です。